2017年1月18日、流通科学大学の「観光地計画論」において、車いす利用者の石田真愛がアドバイザーとして登壇しました。学生の多くは1年生で、観光を学んでいます。魅力的な観光地づくりを進める一環として、高齢者・障害者もストレスなく、健常者と同じように旅を楽しむ「ユニバーサルツーリズム」の視点は、超高齢化社会においてこれまで以上に需要が高まっています。
実際に車いすユーザーである当事者の立場から、アイルランド旅行の際に体験した国際線の車いす対応や街中でのストレスフリーなさり気ない気遣いなど、日本の日常生活との比較を紹介しました。
また、脊髄損傷という、あまり馴染みのないケガが実は身近なものであることを紹介しました。車いすユーザーが一人でできること苦手なことを伝えるだけでなく、街で見かける初対面の車いすユーザーにとって、皆さんの“見守り”というサポートが心強いものであることを伝えることができました。
(アドバイザー)石田真愛
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